GM zan-tanuka 4月1日 「プロローグ」 帝国中央部の混乱に乗じて、ヴァルグル人の海賊船がスピンワードマーチ宙域に侵入してくる。 帝国軍はこれを撃退し、一次的な停戦協定を結んだ。 そして惑星ネイズミンにおいて、通商開始のための会議が行われることとなった。 会議の主な出席者は3人。 ヴァルグルの代表者であるイデル提督。 ノリス大公から全権を委任されたグドウィン。 ヴァルグル人との交易の独占を目論むテュケラ運輸から派遣されてきたマリーナ女史。 自由貿易を主張するグドウィンに対し、交易路の安全確保のための関税の必要を唱えるイデル提督。 会議は無駄に時間が過ぎていくばかり…。 PC達はこの会議におけるオブザーバーとしてノリス大公から依頼を受けていた。 それぞれの出席者から話を聞き、その妥協点を見出そうと奔走することとなる。 そんなある日、オブザーバーの一人であるバロン男爵は、イデル提督からディナーの招待を受ける。 出かけてみるとマリーナ女史も招待されていた。 ディナーの後、マリーナ女史は会議においてテュケラ運輸に便宜を図るよう、一部のオブザーバー達に働きかける。 一方、バロン男爵は、イデル提督から、和平交渉の予定があることを告げられる。 しかしその事を自分から言い出すのはためらわれるので、第三者である男爵にこのプランの提案をするよう依頼する。 翌日の会議において、バロン男爵は、関税の撤廃と和平交渉及びそれに伴う軍事協力を提案する。 この提案にイデル提督もグドウィンも合意する。 そして1ヶ月後に和平交渉の会議を行うことが決定した。 4月8日 「帝国の終焉」 会議後、1ヶ月の間に武器防具を入手する。身の危険を感じるPC達。 ヴァルグルとの和平交渉は順調に進むが、先に商売が動き出す。 テュケラ運輸の宇宙船6隻がヴァルグル領内に向かったが、2ヶ月たっても帰ってこない。 和平交渉にも翳りが出てくる。 テュケラ運輸側は「ヴァルグルの陰謀だ。」と非難し、イデル提督は「警備は万全だ。」と言い張る。 PC達はこの難題を調停することになった。 さらに2週間後、調査の報告が来る。 [報告] ヴァルグル:商船6隻はついた。資材も届いている。宇宙港を出てからどこかに行ってしまった。 海賊の痕跡はない。 ノリス:調査団の派遣を提案。合同調査団を希望。パトロール艦の貸与。 テュケラ運輸:第3者的立場で合同調査に参加したい。 2名の社員がヴァルグル領内に行っているので、その安否を確認したい。 こうしてPCを含めた調査団が出発する。 構成は、帝国のパトロール艦、テュケラの武装商船、詳細不明のヴァルグル艦。 PC3名とイデル提督、マリーナ女史、グドウィンはヴァルグル艦に搭乗した。 目的地は惑星イセルの宙域である。 未確認情報で、商船が1隻漂っているらしいことがわかる。 調査団が調査に向かった。 突然、難破船を探索に向かった帝国パトロール艦からの連絡が途絶える。 しばらくしてパトロール艦が武装商船に発砲、武装商船は爆散した。 パトロール艦は、さらにヴァルグル艦を狙って発砲。 ヴァルグル艦はこれを回避しながらミサイルを発射。 パトロール艦との戦闘の結果、パトロール艦を撃退した。 その後、再度難破船の探索に出ると、第1次調査隊のカメラを発見し、持ちかえった。 カメラの画像をコンピュータで解析したところ、何も写っていなかった。 だが、カメラの内蔵部品にコンピュータウィルスが入っていたらしく、ヴァルグル艦のコンピュータが乗っ取られてしまう。 テュケラ運輸のマリーナ女史は一人で自室に残っている。 パーティーは分断されたが、チャットによって生存を確認する。 どうやらパトロール艦の発砲もこのコンピュータウィルスが原因のようだ。 扉がロックされ閉じ込められたPC達は、手動で開くハッチからエネルギープラントに向かう。 そこでは作業用クレーンが襲ってきた。 これにより技師が重傷を負ってしまう。 その後エアロックでランチに襲われるが、辛くも逃げ出し、PC達はコクピットの前にきた。 コクピットを根性で開くと、装甲兵の奇襲を受ける。 装甲兵を倒して尋問したところ、背後のハッチからミニガンを構えたマリーナ女史が現れた。 その銃撃によってグドウィンとバロン男爵が撃たれる。 男爵は一命を取り止めたが、グドウィンは絶命してしまう。 マリーナはルカン皇帝配下のスパイだったのだ。 一連の騒動は、帝国の新兵器であるコンピュータウィルスによるものだった。 これは見境なく人間を虐殺する恐ろしいものだった。 銃撃戦によりマリーナを倒したPC達はコンピュータウィルスをヴァルグル艦ごと爆破し、救命ポッドで脱出する。 その後帝国のパトロール艦に救出されるのだが、その際所持していた電子機器を全て破壊されてしまう。 コンピュータウィルスに感染している危険性があったからだ。 PC達の報告を受けたノリス大公は、コンピュータウィルスの侵入を防ぐため、帝国との航路を封鎖してしまう。 PC達はそれぞれ爵位を与えられ、バロン男爵は伯爵となり、ネイズミンの領地を賜った。 こうして帝国の時代は幕を閉じる。 星と星との連絡は絶たれ、文明は徐々に衰退していく。 新しい時代の始まりである。
|
学級日誌に戻る: TOPに戻る: |