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学級日誌 AD&D音楽工房

GM:kadath

登場人物
      エメラルド:音楽の神の女性神官兼魔術師。種族はエルフ。
  ミスティックリーフ:エルフの女野伏。2羽の隼を飼いならしている。
         ザジ:野伏。未開の地を探索する能力に長けている。
      アンダンテ:英雄ノーム。怖いもの知らずの戦士。
       フォルテ:ならず者のノーム。影が薄く潜伏を得意とする。
     アルゴ・レン:魔術師。親が犯罪者なため官憲におびえている。
ブリトニー・スペトゥム:吟遊詩人。男をたぶらかす術に長けている美女。
       リンデル:工芸の神に仕える蛮族出身の女性神官。
       アザリン:戦士のくせに呪文が使えるようになりたいと願うおろかもの。

       ユーリン:音楽の神の大司教。NPC。
      ウィステア:冒険者たちが居る国の国王。NPC。
     レスター伯爵:ラグレンの街を訪れた貴族。NPC。
      「配達人」:ニルヴァーナから来た黒ローブの男。NPC.


10月31日 音楽の町ラグレン。 ここには、50年前にユーリン大司教の活躍により街が救われたという逸話が在った。 そして、それを記念した祭りが毎年行われていた。 あるとき神官エメラルドはユーリン大司教の召喚を受ける。 一週間後に開かれる祭りに国王ウィステア様が来るらしい。 そこで祭りの警備をして欲しいという。 エメラルドは信者や知人などに声をかけ、警備隊を組織した。 祭りに使われる「伝説の楽器」を狙う黒ローブの男なども現われ、緊張が走る。 数日後、ユーリン大司教が危篤状態に陥る。 混乱する神殿にレスター伯爵の豪華な馬車が到着した。


11月7日  黒ローブの男が「伝説の楽器」を盗み出したのでは?と考えた冒険者たちは宝物庫を調べることにした。 危篤のユーリン大司教に代わり現場の指揮を取るレスター伯爵に、捜査の許可を申請する。 「伝説の楽器」に興味を持ったレスター伯爵は冒険者とともに宝物庫に向かった。  宝物庫の鍵を手に入れるため、神官エメラルドは呪文でユーリン大司教の意識を呼んだ。 混濁する意識の中で黒ローブの男の姿が見える。 最近ラグレンの街に出没する男と関係があるのだろうか? 奇妙なことにユーリン大司教の黒ローブの男を見るまなざしは幸福と敬虔さにあふれていた。  宝物庫の中には、楽器を持った3体の石像と地下への扉があった。 どうやら楽器を演奏することで地下室の扉が開くようだ。 無事地下室にはいった冒険者たちは、ぼんやりと光るハープを発見した。  「伝説の楽器」を見たレスター伯爵は、祭りでその神秘的な音色を聞きたいと考える。 冒険者たちは、かつてユーリン大司教が演奏した楽曲を再現すべく奔走する。  神官エメラルドは合唱団を編成し、自らも「伝説の楽器」の演奏に挑む。 英雄ノームのアンダンテ、戦死戦士アザリンも合唱団に参加した。 吟遊詩人ブリトニーはかつてその曲を聴いた職人ギルドの長の協力をえて、楽曲の復活を目指す。 魔術師アルゴは魔術師ギルドで調査を行い、虫食いの歌詞とかつて封印された魔物=スピリットの情報を得る。 スピリットとは人に取り付く能力を持つ実体のない存在で、美しい音楽や工芸品に弱いという。  祭り当日。 「伝説の楽器」による演奏が厳かに行われた。 だが突如黒い雲が空を覆い、黒いものが観衆目掛け振ってきた。 それは予期せぬスピリットの襲撃だった。 スピリットは観衆の身体に入り込み、暴れだした。 冒険者たちは「伝説の楽器」と音楽の力でスピリットを撃退した。  騒ぎが一段落した頃、ユーリン大司教死去の報が届く。 冒険者たちが駆けつけると、窓が開きカーテンが風にはためいていた。 何者かが侵入したようだが、争った痕跡も何かが盗まれた様子もない。 ベッドに横たわるユーリン大司教のの死に顔は安らかであったという。  大司教死去の噂で騒然となる町を、一人の男が出て行こうとしていた。 それは「伝説の楽器」を携えた黒ローブの男だった。 その姿を見咎めた野伏のザジとミスティックリーフが呼び止める。        ザジ「待ちやがれ、このコソ泥野郎め!」 ミスティックリーフ「おとなしくそのハープを返しなさい!」  二人がかりで襲いかかるも、返り討ちに遭いボコボコにされるザジとミスティックリーフ。 黒ローブの男は異世界ニルヴァーナからきた「配達人」だったのだ。 50年前に音楽の神からユーリン大司教に貸し与えられた「伝説の楽器」を引き取りにきたのだという。 畏れ多くも神の使いに襲い掛かった、不敬なるザジと愚かなるミスティックリーフ。 彼らの頭上に落とされる音楽の神の裁きのいかづち。 瀕死の重傷を負った二人を残し、黒ローブの男は異次元へと姿を消した。  その後、ザジとミスティックリーフの報告を受けたレスター伯爵は、伝説の楽器捜索の任を冒険者たちに与えた。 魔術師たちの調査で、ニルヴァーナに至るには「シジル」に行く必要があることが判る。 いよいよ冒険者たちのシジルへ向かう冒険の旅が始まる。


11月14日  冒険者たちは「シジル」に関する情報を集めるため、王都セルフォードに向かうことにした。 ラグレンからセルフォードまでは、徒歩で3週間ほどかかるらしい。 途中、路銀を稼ぐために隊商の護衛をすることにした。  野犬、ゴブリン、ボーリングビートル、スケルトンなど様々なモンスターが行く手を阻む。 ワンダリングモンスターの出現判定でことごとく「6」の目が出るせいだ。 ファイター経験点を稼ぐには申し分ないが、呪文のアーマーが次々破壊されるため供給が追いつかない。 魔術師でもある神官エメラルドは、吟遊詩人ブリトニーにアーマーの呪文を習得させて負担を軽減することを考慮にいれることにした。  街道を隊商の護衛をしながら移動する冒険者たち。 彼らの耳に山賊団の噂が入る。 配下にオーガも居る手強い集団で、見目麗しい女性は容赦なく襲うという。 身の危険を感じた吟遊詩人ブリトニーは、男装して難を逃れようとした。  雨が降ってぬかるむ山道を歩いている最中、山賊の待ち伏せに気付く冒険者たち。 山賊たちを倒した冒険者たちは、その中に仮面をつけた女山賊を見つける。 英雄ノームのアンダンテが面白半分に仮面をはずすと、そこには醜い火傷があった。 何故だか判らないが、女山賊は音楽の神官にやたら敵対的だった。 結局、山賊団の情報と引き換えに女山賊を解放することにした。  数日後、ふもとの村に到着する。 この村には例の女山賊の家族(父親と妹)がいた。 父親は病気で目を患っているという。 不憫に思った冒険者たちは、ここで隊商と別れ薬草を探しに再び山に戻ることにした。


11月28日  冒険者たちは薬草を取りに山に戻ることにした。 険しい崖の下に生えているのを発見し、盗賊フォルテが取りに行った。 崖の上で待つ冒険者たちは熊に襲われる。 しかし戦士アザリンの致命的打撃2連発であっさり撃破した。  1週間分の薬草を取って村に戻る冒険者たち。 病に伏せる父親を見舞い、娘セリアの話を聞く。 どうやら仮面の女盗賊とは彼女のことらしい。  説得のため再び山に向かう冒険者たち。 山小屋の老人の話を頼りに、山賊たちの砦を発見する。 冒険者たちは旅芸人の一座を装い、砦への進入を試みる。 不審がる見張りを吟遊詩人ブリトニーの色香と音楽神官エメラルドの魅了で誑かし、見事潜入に成功する。 砦の中には農耕作業に従事するオーガなど、平和で珍しい光景が広がっていた。  砦の中で情報収集する冒険者たち。 山賊たちのボス、カロンは権力には反抗的だが親切だという。 さらにセリアの父の病気を治すため、崖の下で薬草を栽培していたらしい。 冒険者たちが見つけたのはその薬草だったのだ。 正直に話すと、カロンは許してくれた。  さらに仮面の女盗賊セリアとも話をする。 彼女の話では、音楽の神官を名乗る者たちが、音楽の才能のあるものたちを連れて行ってしまうらしい。 何者かの陰謀だろうか?  その夜は宴会となり、冒険者たちは芸を疲労した。 だが其処へスピリット(カオスヘッダー?)が襲い掛かる。 山賊たちやオーガ、さらにはカロンやセリアまでもスピリットにとり憑かれてしまう。 宴会場はたちまちパニックになった。  砦内部の混乱を察知し、外で待っていた仲間が救出に動き出す。 盗賊フォルテは控え室に置いてあった吟遊詩人ブリトニーと音楽神官エメラルドの荷物を回収した。 しかし慌てていたのか、バックパックのそばに置いてあった武器を忘れてきてしまう。 それに気付いたブリトニーは武器を取りに控え室に戻った。  その後、野伏ザジとミスティックリーフも合流、暴れるオーガと交戦する。 セリアに取り付いたスピリットを音楽の力で追い払い、冒険者たちは命からがら砦を逃げ出した。  翌日、再び砦に戻った冒険者たち。 だがそこにカロン山賊団の姿はなかった。 彼らは一体何処に行ったのだろうか?


  

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