GM:kadath 登場人物 ◎ターンガース ………… トロル武人。フロアヌスのクエスター。 ◎バジャル=シング …… トゥスラング航空士。 ◎ラフレシア …………… エルフ異界魔術師兼理論魔術師。 ◎レヴァゾル …………… オーク武人。最長生存記録更新中。 ◎パスタ ………………… エルフ刀鍛冶。 ◎ドラッケンノート …… トゥスラング吟遊詩人。 ◎ガイン ………………… トロール空賊。 ◎ボコ …………………… オブシディマン格闘家。◎アシュレイ ………… ヒューマン武人。2002年10月27日殉職。◎スチールU ………… ヒューマン盗賊。2003年4月20日殉職。◎フェミノール ……… ヒューマン吟遊詩人。ビトレイアルとの最終決戦において殉職。◎キュベレイMKV … エルフ精霊魔術師。ビトレイアルとの最終決戦において殉職。◎ボリマー …………… ドワーフ弓兵。ライトビアラー。ビトレイアルとの最終決戦において殉職。
9月15日 「夜明けもたらすもの」は、ライフロックのある場所を目指して移動を開始した。 ライフロックはタイロン山脈にあるらしい。 ヘイブンを出発しようとすると、吟遊詩人のセンドリックから6つのペンダントを貰う。 魔術師ハイアモンからのプレゼントで「夜明けもたらすもの」を信頼しているものに渡すと、冒険者達が強化されるらしい。 昔馴染みのキャシー、センドリックに1つずつ渡しておく。 バータータウンに到着し、タイロン山脈のモンスターについて調べる。 正体不明の怪物が暴れているという。 集団で行動し、固い皮膚と高い生命力、おまけに毒まで持っているらしい。 バータータウンからクラタスに向かう途中、野営中に無数の虫に襲われるが何とか撃退する。 翌日、何者かにとり憑かれた旅の商人と遭遇する。 それは三匹のアストラルナーガ(霊体蛇)で、これを退治するために大苦戦する。 エルフの異界魔術師ラフレシアが魔法でこれを消滅させた。 クラタスに到着した「夜明けもたらすもの」は、商人チャボヤにハイアモンのペンダントを渡す。 いよいよタイロン山脈に踏み込んでいく。 盗賊ギルドで怪物の毒に対する抵抗力を上げる薬を買い、怪物退治に乗り出す。 一匹倒すと100銀貨貰えるらしい(薬一本100銀貨)。 ふもとの村に向かうと、グリム隊も来ていた。 エルフの獣使いレッドローズ(仮名)にハイアモンのペンダントを渡す。 どうやらライフロックがホラーに汚染されているのと関係があるらしいことが判る。 雪山に向かい怪物と交戦するが、時間切れ引き分けとなる。 (決して不意打ちを食らって麻痺毒で多くのメンバーが倒れ全滅しそうになったからではない)
9月22日 怪物から逃げ帰った「夜明けもたらすもの」は、今後の対策の為にグリム隊に話を聞く。 しかし怪物を倒すのに有効な手段は見つからない。 やむを得ず地中からの奇襲に注意することを心に誓って雪山へ昇り始める。 さっそく怪物の一団と遭遇するが、なんとか撃退する。 トロル武人ターンガースが麻痺してしまったので、かまくらを作って一度休息を取る。 その後ライフロックの場所に到着する。 周囲を捜索するが一面の雪でよく判らない。 するとドワーフ弓兵ボリマーがクレバスに落っこちてしまう。 エルフ精霊魔術師キュベレイMKVは、そのクレバスの底に石の板を発見する。 板をどかすと氷漬けのオブシディマンが眠っていた。 しかし、再び怪物の攻撃(回避行動、カルマ(しかもダイス2個)まで使う!)にあい、全滅寸前まで追いこまれる。 生き残ったトゥスラング航空士バジャル=シングとエルフ精霊魔術師キュベレイMKVは「炎のチャリオット」で上空に退避する。 その間に怪物は氷に包まれていたオブシディマンを殺すと帰っていった。 しかし冒険者達の持っていた蘇生薬を9本も使って何とか生き返らせる。 さて次回、「夜明けもたらすもの」は無事に帰ることが出来るか?(笑)
10月6日 エルフの精霊魔術師キュベレイは「重量軽減」+「鉄の翼」のコンボでトロル武人ターンガースを飛行させることに成功する。 これにより「夜明けもたらすもの」は、無事に山を降りることが出来た。 翌日、目を覚ました氷漬けのオブシディマンから話を聞く。 彼は情報を伝えるために隠れていたのだが、山崩れで埋まってしまったという。 雪山の中にカラファドブレード(の呪い)に関する遺産があるという。 グリム隊に協力を依頼し、オーク武人グズークが同行してくれることになった。 翌日。 「夜明けもたらすもの」は、雪山に人工物らしい石板を見つける。 キュベレイが怪物の接近に気付いたので、(トロルの全力攻撃で)石板をぶち破って中に入る。 中は洞窟になっていた。 洞窟の先には小さな部屋があり、本棚に本が詰まっている。 本を持ち出そうとすると怪物が襲ってきた。 しかし怪物はエルフ異界魔術師ラフレシアの呪文により1体ずつしか攻撃に参加できず、各個撃破することが出来た。 「夜明けもたらすもの」は、本をふもとの村に持ちかえった。 本の中にビトレイア(BETRAYER)というホラーの名前があった。 「セブンスポークス」は何とかビトレイアの呪いを軽減するのには成功したが、完全に封じたわけではなかった。 放置すれば世界中のライフロックからあの怪物が生まれてしまう。 「夜明けもたらすもの」はスロル図書館に本を納め、多額の報酬と伝説点を得た。
10月13日 「夜明けもたらすもの」は、ビトレイアに関する情報を調べようとするがその資料は現在失われているらしい。 またカラファドブレードに8本目のスレッドをつなぐためには、「セブンスポークス」がビトレイアを倒した(といわれている)場所に行く必要があるらしい。 バータータウンで1週間訓練などをしていた「夜明けもたらすもの」のところへストロングフィスト隊長率いるスロール王国の兵士がやってきた。 ストロングフィスト隊長に、ハイアモンからもらったペンダントを渡すことにする。 その夜、カラファドブレードにスレッドを繋いでいたものたちの夢にオークの一団が現われた。 それは「セブンスポークス」のメンバーの亡霊であった。 亡霊は「まもなく大いなる災厄が訪れる」と不吉なことを言い残して消えていった。 突然、「夜明けもたらすもの」の泊まっている宿に兵士がなだれ込んできた。 ドワーフ弓兵ボリマーを残し、脱出する冒険者達。 すぐさま奪還作戦を実行し、救出に成功する。 「夜明けもたらすもの」は街の外に逃げ出した。 翌日、ヒューマン盗賊スチールUが町に潜入し、情報を収集する。 「夜明けもたらすもの」は濡れ衣をかけられて指名手配されているらしい。 しかたなく、クラタスに向かうことにする。 途中、追っ手が現われる(HERE COMES NEW CHALLENGER!)が、何とか殺さずに追い返した。 3日後宿場街に着いたが、賞金目当ての冒険者がうろうろしているため、裏通りを迂回することにした。 道中、ビトレイアに汚染されたライフロックから生み出された忌まわしき怪物、和気穢麻呂(仮名)が3体、襲撃してきた。 今度のタイプは身長3メートルほどの巨人であった。 トロル武人ターンガースが強烈な攻撃を2発食らうが、それ以外は特に損害もなく撃退することが出来た。 クラタスについた「夜明けもたらすもの」は、ビトレイアに関する情報を集める。 ビトレイアの資料は、魔法都市イオポスの商人が持っているらしい。
10月27日 ヒューマンの武人アシュレイは、パーティに入団するため盗賊都市クラタスにやってきた。 有名な「夜明けもたらすもの」がいることを知ったアシュレイは会いに行く。 うらぶれた酒場(賞金稼ぎの冒険者から隠れるようにして)に潜んでいた「夜明けもたらすもの」は、アシュレイが所持していた(GMから渡されていた)5本の対和気穢麻呂(仮名)用抗麻痺剤に惹かれてパーティに入れることにした。 目指す魔法都市イオポスは、クラタスとは国交がなく魔術師が支配する危険な場所らしい。 「夜明けもたらすもの」は飛空船をチャーターしてイオポスの近くまで行く。 門番に町に入れてくれるように頼むが追い返されてしまう。 夜、街の近くで夜営していると、警備兵に見つかり拘留される。 何とかイオポスに潜入することには成功したが、今後が思いやられる冒険者達。 途方にくれた「夜明けもたらすもの」の前に、イオポスの有力者カール=デライダストが現れる。 カールは通行証と引き換えに、仕事の依頼をしてきた。 ただし通行証は、魅力判定に成功したアシュレイとトロル武人ターンガースの二人だけに与えられた。 ほかの者は従者として行動する羽目になる。 1週間後に開かれるコレクションの品評会に、他の者が何を出すのか調べてほしいというのだ。 相手はメロクス=デライダスト、ホーク=デライダストの2人だという。 ホークは外交官で、前回はエルフの森(ブラッドウッド)の生物を発表したらしい。 メロクスは歴史研究家で、前回は古代の勇者の文献を発表したという。 ターンガースはメロクスに会い、古代勇者の文献について尋ねる。 もしかしたら、それがセブンスポークスとビトレイアに関するものかもしれないと考えたからだ。 メロクスは意外と友好的で、実力次第では手を貸してくれるという。 遺跡の中に怪物(和気穢麻呂(仮名))がいるので、そいつらを倒してくれたら勇者の文献を見せてくれるといわれる。 翌日、遺跡へと出発する。 狭い通路を進んでいくと、ヒューマン盗賊スチールUが、和気穢麻呂(仮名)の接近に気付く。 何とか不意打ちは食らわなかったものの、1ターン目にエルフ精霊魔術師キュベレイMKUが気絶させられ大苦戦する。 トゥスラング航空士バジャルの活躍でなんとか撃退したものの、不幸なアシュレイが死亡してしまう。 ほかにも負傷者が出たので、一度撤退することにした。
11月10日 イオポスに帰還した「夜明けもたらすもの」は、リベンジを果たすべく治療に専念する。 翌日、エルフ異界魔術師ラフレシア、エルフ刀鍛冶パスタ、トゥスラング吟遊詩人ドラッケンノートと合流し、再び遺跡へと向かう。 ラフレシアの呪文のおかげで、無事に奥へ進むことが出来た。 遺跡の奥には広い空間があり、壁には古代ヒューマン語が刻まれていた。 あいにく冒険者達にはそれを読むことが出来なかった。 遺跡に巣食う怪物、和気穢麻呂(仮名)を倒すために色々と魔法の準備をする冒険者達。 しかし、突然結界を破壊して和気穢麻呂(仮名)が現われた! どうやらボスクラスらしく、がっしりした体型をしている。 ボコボコにされるが、なんとか撃破することに成功する。 トロルの武人ターンガースは勝利の旗を振った(その数ラウンド後、麻痺毒が全身に回り動けなくなってしまったが)。 イオポスに凱旋した「夜明けもたらすもの」は、メロクスから資料を見せてもらう。 それは、セブンスポークスに関するものだった。 「ビトレイアルはタイロン山脈の地下洞窟に潜んでいるらしい。 人にはとても踏み込めぬ場所だ。 そこへ行くには、ボタニクス一族の力を借りなければならない。」 「夜明けもたらすもの」は、メロクスにハイアモンからもらったペンダントを渡し、飛空船を出してもらうように説得するが失敗する。 翌日、再びメロクスに頼んで飛空船を出してもらおうとするが、既に外出していた。 遺跡に品評会に出品するものを取りに行ったようだ。 「夜明けもたらすもの」は、このことをカールに報告した。 カールは独り言で「誰かが遺跡を襲撃したら大変な事になるなあ。」と言った。 そして「中庭に廃棄寸前の飛空艇を準備させようかな。」と言った。 「夜明けもたらすもの」が中庭に出ると、飛空艇があった。 冒険者たちは協力して飛空艇を飛ばした。 そのまま盗賊都市クラタスに帰還することにした。
12月8日 盗賊都市クラタスに戻った「夜明けもたらすもの」は、ボタニクス一族についての情報を集めた。 彼らはタイロン山脈の周辺に住むドワーフの一族で、交渉は金次第だという。 「夜明けもたらすもの」は、前回手に入れた飛空挺(仮名マン○ョンボン号)でタイロン山脈のふもとの村に向かう。 「夜明けもたらすもの」が村に着くと、穢れたオブシディマン、和気穢麻呂(仮名)によって荒らされていた。 和気穢麻呂(仮名)はスロールの軍隊と戦っていたらしい。 後を追った「夜明けもたらすもの」は、和気穢麻呂(仮名)(並3匹、中ボス1匹)に襲われる。 これを撃破すると、軍隊の生き残りが現われた。 スロールの死神隊長(同行した兵士の死亡率が高い)タール・ストロングフィスト隊長率いる部隊だった。 「夜明けもたらすもの」は、村に戻ってボタニクス一族の情報を集めることにした。 金に汚く、時々盗みを働く不埒な連中らしい。 翌日ボタニクス一族に会うため、山に入る「夜明けもたらすもの」。 所持金をかき集めて、地下洞窟の道案内を頼む。 洞窟にはアクアブラッドモンキー(水猿)という猿がいて危険らしい。 また地下水脈があるため、移動にはイカダが不可欠らしい。 組立式のイカダを持って出発する一行。 いくつかの困難(盗賊とか崖とか)を越え、目的の入り口に辿りつく。 氷の斜面を滑り降り、水路に行き当たる。 イカダを下ろすとアクアブラッドモンキー(水猿)が襲ってきたが、難無く撃退した。
4月20日 地下水道の激流を、いかだに乗って下っていく「夜明けもたらすもの」。 振り落とされそうになりながらも(事実エルフの精霊魔術師キュベレイとトロル武人ターンガースが落ちかけた)、必死にしがみつく。 途中滝があったが、洞窟の天井にある網にロープを引っ掛け、いかだを吊り上げることでクリアする。 こうもりやねずみに襲われながら野営をしていると、同行していたボタニクス一族の一人が襲い掛かる。 どうもホラー(ビトレイアル)に操られているようだ。 殺さないように気をつけながら、気絶させた。 しかしボタニクスの人たちは、心象を悪くしたようだ。 洞窟に入って3日後、地底湖で洞窟エスパグラに襲われる。 多大な被害を受けながら、これを撃退する。 さらに先に進んだ「夜明けもたらすもの」の前に、白いトゥスラングの一団が現れた。 彼らは「セブンスポークス」との盟約により、この地を守っているという。 事情を説明すると、「洞窟の奥にある勇者の証を手に入れることが出来れば、最後の試練を受けることが出来る」という。 一日休んで負傷を直した「夜明けもたらすもの」は、洞窟の奥へと向かう。 待ち受けていたホラーコンストラクターを倒し、勇者の証を手に入れることが出来た。 しかし、ヒューマンの盗賊スチールUが、包囲攻撃を受けて即死してしまった。 フォーメーションを無視して突出したのが原因なので、誰の同情を引くこともなかった。 勇気と無謀は違うのだよ
4月27日 前回の冒険でキャラクターを失ったプレイヤーAは、最終回に向けて新しくキャラクターを作ることになった。 ホラーと闘うことが明白なので、対ホラー用決戦兵器といわれているオブシディマンの格闘家を作ることにした。 だが…。 プレイヤーB「攻撃するたびに疲労するくせに、HPがあまり伸びないってのはどうなんだ?」 プレイヤーC「武人にしたほうが強いんじゃないの?」 などという不安をよそに、オブシディマンの格闘家ボコは、対ホラー最終決戦兵器として封印されていたところを「夜明けもたらすもの」に封印を解かれ、ともにビトレイアルと闘うことになった。 しかし、もっと不安なことがあった。 エルフの異界魔術師兼理論魔術師ラフレシアのプレイヤーがまだ来ていないのだ。 ラフレシアは、現在カラファドブレードの7本のスレッドをつないでいるただ一人のキャラクターである。 また対ホラー用の強力な魔法も有しており、その不在は大幅な戦力ダウンとなる。 プレイヤーの間に動揺が走るが、そこへラフレシアのプレイヤーが登場し、一安心するのであった。 白いトゥスラングの警備隊長(12レベル精霊魔術師だという!)チェレスに案内されて、ある洞窟に向かう「夜明けもたらすもの」。 そこには、石で作られた台座があった。 台座を調べようと近づく「夜明けもたらすもの」の前に、7人のオークの亡霊(セブンスポークス)が現れた。 彼らはビトレイアルを封印するためにここを守護しているのだという。 そしてカラファドブレードを持っている「夜明けもたらすもの」を、封印を解く存在とみなして攻撃してきたのだ。 防衛のためやむなく反撃する「夜明けもたらすもの」。 だがその攻撃は、虚しく空を切るばかりだった。 その時、ラフレシアの懐にあるカラファドブレードが輝きだした。 どうやらカラファドブレードでないとダメージを与えられないらしい。 プレイヤーD「カラファドブレードのダメージステップって、ダガーと一緒でいいの?」 マスター「いや、スレッドを結んだ数だけだよ。繋げば繋ぐだけ強くなるんだ。」 ダメージを食らいながらも、なんとかセブンスポークスを撃滅することに成功する。 それと同時に床が崩れだし、「夜明けもたらすもの」は下の階層に放り出された。 そこは水路になっており、膝下まで水が溜まっていた。 水路に沿って歩いていくと、ふたたびセブンスポークスが現れた。 彼らは「夜明けもたらすもの」をビトレイアルを退治もしくは封印するものと認め、8本目のスレッドを結んでくれた。 さらにこの場で特別に伝説点をもらい、技能を上げてもよいという。 マスターの大盤振る舞いに、最終決戦の厳しさを予感するプレイヤーであった。 水路の先には湖があった。 その真ん中はごぼごぼとあわ立ち、なにものかがいることがうかがえた。 それこそが、諸悪の根源ビトレイアルであった。 ビトレイアル「われを解放してくれてありがとう。われに従うなら手下にしてやるぞ。」 ボリマー「誰が貴様に言いなりになるか。」 ボコ「そうだそうだ。」 ビトレイアル「ならば、この場で殺してくれる!」 戦闘に入り、ビトレイアルに攻撃を加える。 本来ならば致命的打撃の護符などで強烈な一撃を浴びせようとするのだが、今回はそうは行かない。 強力なホラーは、カルマを消費して自分に与えられたダメージを他人に転嫁することが出来るのだ。 そのためちまちまと(カルマの消費がもったいないくらいの)ダメージを与えなければならない。 ビトレイアルの主な攻撃は、呪文によるものだった。 一撃食らうと凄まじい負傷とともに数ラウンドの間ダメージを受け続けるという極悪なものだった。 しかもビトレイアルは、周囲に群がる「夜明けもたらすもの」に対し、さらに強烈な攻撃を仕掛けてきた。 ビトレイアルが金切り声を上げると、近くにいるものはまったく身動きが取れなくなってしまうのだった。 その間に、次々と倒れていくキャラクターたち。 オブシディマンの格闘家ボコも致命的なダメージを食らって死亡した。 プレイヤーA「なんてこった。キャラクターを作って1回も攻撃できないうちに死ぬなんて。」 セブンスポークスとの戦いではカラファドブレードにスレッド接続していなかったために攻撃できず、ビトレイアルとの戦いでは近づく前に金縛りにあって動けなくなったところに呪文を食らったのだ。 ボコなんて手近にあった缶飲料の名前を安易につけるから、その名の通りボコボコにされてしまったようだ。 ドワーフの弓兵ボリマーも死亡した。 彼のプレイヤーはGWのため久々に帰郷していたのだが、このような悲惨な結果になってしまった。 恐るべし最終回! 一方、ヒューマン吟遊詩人フェミノールは金縛りの範囲外にいたため、そこから「挑発」を連発していた。 これによりビトレイアルの能力は一定時間の間著しく低下するのだが、他のキャラクターが攻撃できないので、その間に呪文を食らって死亡してしまう。 エルフの精霊魔術師キュベレイMKVは炎のチャリオットを召喚し、ビトレイアルを攻撃する。 しかしそのダメージを自分に返され、死亡してしまった。 そして奇跡が起こった。 じつはキュベレイの正体は、竜の眷属だったのだ。 ビトレイアルの前に現れる体長2メートル(ちっちぇ!)の竜の眷属(2/3 飛行 限定的パンプ能力)。 元キュベレイの竜の眷属は、ラフレシアの作った闇の中から炎のブレスを吐いて攻撃した。 実はビトレイアルのダメージ転嫁能力は、視線が通っていないと使えないのだ。 「貴様のスタンド能力、見切ったぜ!」 ああ、もしドワーフの学者がパーティにいたら、もっと早くこの事実に気づけたかもしれないのに。 そしてもっと被害を少なく出来ただろうに。 「夜明けもたらすもの」との戦闘(虐殺のほうがふさわしいかもしれない)でカルマを使い果たしたビトレイアルは、ラフレシアの放った「骨砕き」の呪文によって、ついに打ち倒された。 それを見届けた竜の眷属は、いずこかへ飛び去っていった。 一人残ったラフレシアは、ありったけの蘇生薬と負傷治療薬でみんなを甦らせることにした。 しかしいずれの遺体も損傷が激しく、わずかな蘇生薬だけでは効き目も期待できなかった。 辛うじてオブシディマン格闘家ボコとトゥスラング航空士のバジャルが生き返った。 またトロル武人ターンガースとオーク武人レヴァゾルも多大な負傷を負ったものの、死亡にはいたらなかった。 こうして「夜明けもたらすもの」はビトレイアルを倒し、世界に再び平和がもたらされたのだった。 <アースドーン第6部 完>
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